法養祭(黒丸踊)の開催について
2024.11.13
中国地方の浪人「法養」が伝えたとされる黒丸踊は、約500年前から長崎県大村市黒丸町で踊られている郷土芸能です。法養の命日である毎年11月28日には「法養祭」として法養の墓のある黒丸町の法養堂で奉納されています。
大村家第16代純伊が領地を奪還した際に踊ったとされるこの踊りは、いささかの手も加えず、連綿と引き継がれてきました。4つの大花輪と2つの大旗が太鼓を打ち鳴らしながらゆっくり回る勇壮・華麗な踊りで、巨大な花輪は直径5メートル、重さ60キログラムにもなります。この大花輪の下に入ると幸福が訪れるといわれており、国内のみならず海外でも披露され、大村市や長崎県を代表する踊りとして活躍しています。
なお、国の重要無形民俗文化財に指定されており、2022年にはユネスコ無形文化遺産に沖田踊とともに「風流踊」として登録されました。
【日 時】 令和6年11月28日(木) 17:00~17:30
※開始時間は前後する可能性があり、予告なく変更となる場合があります。
【場 所】 法養堂(黒丸町公民館)前庭 長崎県大村市黒丸町1489
(長崎自動車道大村ICから車で約15分)
※雨天の場合は郡地区コミユニティセンターで行われます。
近くに駐車場がありませんので、公共の交通機関をご利用ください。
【問合せ先】 教育委員会事務局文化振興課
0957-53-4111